えちご三四郎とは

ABOUT

えちご三四郎は、新潟県三条市江口、旧下田村地域で主に米を作っています。
この地域は周りを山に囲まれ中心を五十嵐川が流れる中山間地です。
コシヒカリが新潟県で栽培されるようになってからずっと作り続け、
わたしたち下田のコシヒカリはたくさんの人たちに愛されてきました。
現在では、日本中どこでもコシヒカリが栽培されるようになり、
またおいしいお米としてたくさんの品種が出てきています。
新潟県でも病気に強いコシヒカリとして「コシヒカリBL」というのが開発されました。
コシヒカリを元にして、味もコシヒカリと同じだと言われていますが、
やっぱり違うという人もたまにいらっしゃいます。
BLの方は従来と比べて農薬使用量が少なく出来る等、利点があるのは確かですので、
それはそれで良いのではと、思います。
ただ、当農場では現在まで何十年もお客様に愛されてきたお米をそうそう変えることはいたしません。
いつ食べても変わらずおいしいお米を作りたいと思い、
昔ながらのコシヒカリにこだわっています。

安全で安心、環境にも優しい
「有機JAS栽培」

有機栽培では、たい肥などの有機質肥料を使います。化学肥料のように即効性がない分、肥料がゆっくりと効いて稲もストレスが無く、しかし力強く育っているようです。
有機JASでの栽培だけが安全で安心だという訳ではありませんが、農薬や化学肥料を全く使用していないのですから、食べる人や生産者もその点については安全で、安心できると思います。今の科学が万能ですべてのリスクをコントロールしている訳ではないのですから。
また、当農場のある新潟県三条市江口は旧下田村で自然の豊かなところです。たくさんの生き物や植物に囲まれた中で稲が育っています。通常の栽培より収穫できる量は少なくなりますが、この美しい自然とおいしいお米を子供たちへ伝え、残したいというのが私たちの率直な気持ちです。

合鴨と一緒に米を作っています

田植え後、一週間くらいしたら、合鴨を田んぼに放します。合鴨は群れになって田んぼの中をすいすい動き回り、雑草を食べてくれます。有機栽培にとって雑草の退治は大きな仕事です。雑草は病気や害虫の発生源になるだけでなく、繁茂しすぎると収穫の量がかなり減ります。除草には機械や道具も使いますし、人が作業することもありますが、合鴨パワーはとても大きいです。また、合鴨の糞は肥料となり稲の栄養になりますので一石二鳥です。

動物と共存しながら自然味溢れる野菜を栽培しています。

当農場の周りには猿などの動物も出没する中山間地です。毎年少なからず被害にあいますが、動物たちと共存しながら20種類以上の露地野菜を栽培しています。力強く自然味溢れる野菜本来の味を体験し、感じていただきたいと想いながら栽培しています。

スタッフ全員仲良く仕事をしています

人に優しい農業は同時に土地にも優しく、美しい自然を維持し、守ることにも繋がります。私たちは農業人として「人にも自然にも優しい農業」を指針に、安全で安心で美味しい商品を提供し、共感頂ける皆様と一緒にこの地域と農業を後世にも引き継いで行けたらと考えております。
農業を愛するスタッフ一丸となって美味しい農作物を作り続けます。

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